アルダのダ~2ndシーズン~

駄文を連ねることしかできない

ナナシスのユキカゼを見ました。

ナナシスのユキカゼを見ました。

それなりに長いこと感想を書いていたのですが、いきなり携帯がフリーズしてほぼ書いた内容が失われたので要点だけ適当に書きます。

 

アイドルって空虚だからいいんですよ。歌のメッセージなんか冷静に分析してみれば大したことないし、正直に言ってそこにいる人が誰か別の人だったとしても大して差がない代替可能な存在でしかないんです。ただ、そういう何でもないものなのに、どうしようもなくエモさを感じてしまう。そういうものなんですよ。やっぱり本質はエモみなんだよな。

このエモみが厄介で、理屈をつけてどうエモいかみたいな話はいくらでも出来るんですが、掘っても掘っても足りないんですよね。最終的にはエモい!で終わってしまう。

 でも、こういうなんだかよく分からないけどエモいし、パワーをもらえる、救われるっていう感覚を得られるのがアイドルなんだと思います。いや、ここからボクのアイドル観みたいなのを語るとむちゃくちゃ長くなるので割愛しますけど。でも、ナナシスの背中を押すアイドル、集団ではなく個人を救うアイドルっていうアイドル観はそれなりに好きです。やっぱり親鸞なんだよな〜。ボクらは救われると思ってアイドルに向かってるわけでもなくて、なんだかよく分からないけれどたぶん救われちゃったんですよ。結果が先にある。主は全ての罪を贖って磔にされた。

オタクっていうのは、良くも悪くも救われちゃった後の存在なんですよ。そこに、全然オタクでもない文脈の人間が、よく分からないままアイドルに救われていく映像を見せるのがな〜。普遍救済の中にいる感覚を植え付けさせられるので、ズルいんですね。オタクは勘違いしちゃうし、どんどん他の人間に勧め始める連鎖が始まるに決まってんじゃん。普遍救済は無限の個人救済の形で表れるんですよ。神のオイコノミア〜。アイドルを救済の文脈で語るコンテンツ最高だな〜。絶対、流行らないと思うけど。

個人的には救済に時間的距離を置いているのもポイントが高いです。やっぱり救済は超えるはずのない境界を越えるからいいんですよ。絶対声優と結婚して救われてえ。

 

感想の結論ですが、声優さんと結婚したいですね。山崎はるかさん、好きです。