アルダのダ~2ndシーズン~

駄文を連ねることしかできない

俗悪さ

パレイドが過ぎ去っていく。

何を叫んでいるのか、どこに向かっているのかは参加しているボクにはわからない。

ただ、どこかへ向かっているのだと思う。

自由に離れることは出来るのかもしれないけれど、このパレイドを外れたらどこへ歩けばいいのかわからない。

だから、ボクはこのパレイドを今日も、明日もきっと歩み続けるのだろう

 

本当は君と2人で歩きたい。

どこへ向かうかなんて気にせずに君と公園を歩きたい。

どんぐりを拾ったり、ちょうどいい日当たりの木陰で休んだり、そういうことがしたいのに。

 

パレイドが過ぎ去っていく。

歌が聞こえてくる。

君の歌がボクにパレイドを歩かせる。

君は君の救いのために歌っているんだろう。

ボクはボクの救いの歌を歌えない。

だから、ボクは、今日も君の歌を聴きながらパレイドを歩くのです。

歌っている君に立ち寄らないまま、ボクはボクの意思でパレイドを歩くのです。

まだ自分しか救えない歌すら歌えない、誰かを救う誰かの歌しか歌えないから。

だから、ボクはこのパレイドを今日も、明日もきっと歩み続けるのだろう。

 

山崎はるかさん、結婚してください